ドイツ旅行記⑦

やあドイツ滞在3日目だよ。今日も七転八倒波瀾万丈な感じだからドイツ-ポーランド国境の町フランクフルト・オーデルからの帰りの列車内からお届けするよ。
今日は午前中件のイギリス人と一緒に行動したよ。ではまずはめくるめく私とイギリス人アーサー(仮名)との半日をお届けします。
前日朝ご飯を共にし、今日の朝も一緒に朝ご飯を食べようと約束したアーサーと私。でも午前3時という約束の時間7時より全然早い時間に目が覚めてしまった。私は仕方ないと寝直すことに。で目が覚めたのが

8:30

う゛え゛ぇ!!!!????

最低や約束すっぽかしたーッ!!!!と大慌てでホテルのレストランへ。しかしアーサーはいない。当たり前か、約束の時間はとうに過ぎている。切羽詰まった私はフロントに彼について訪ねる。手掛かりは彼の名前と出身地くらい。交渉の末分かったのは…
フロント「彼は今日チェックアウトです(英語)」
う゛あ゛あああああああ俺は何てことぉおおおお!!!!俺最低だ俺最低!!!!「彼に謝りたいメッセージ書くからメール送ってぇえ」と伝えても「個人情報です」と突っぱねられる。当たり前です。それでも謝りたいお願い助けて!と伝えるとフロントさんなにやら電話を終えて
「向こうで待ってなさい」
と言う。もしかして、彼に電話してくれたのか?優しいフロントさんに何度もお礼を言って、ホテルを出てドイツの朝の寒空の下を待つ。彼が帰って来たらすぐ分かるように。すると、
アーサーが現れた。

「ハウアーユー?」


ホテルの中から。

えええええええ何で!!??んで聞いてみると「フロントからの電話で起こされてびっくりしたよ」と言う。おま、何か、寝過ごしとったんかい!!!!!!!あたしの後悔返せ!!!!!聞いとんかぁあ!!!!!!!!
と
いうわけで朝ご飯ウィズアーサー。今日イギリスに帰るという彼に、一緒に散歩する?と誘われて了承。ホテルを出て、マリエン教会、ベルリン大聖堂(後で中見に行ったけどくそやべえ荘厳さ)、ブランデンブルク門、ライヒスタークで一休み、シュプレー川沿いにホテルに戻って預けてたアーサーの荷物を受け取って、さあお別れという時。

「君はいいcompany(友達)だ」

ちゅっ

と
頬に挨拶のちう。

次にお前はこう言う…

惚れてまうやろ―――――――――!!!!!!!!!!!!

…という感じの別れでした。アドレス交換したので帰ったら手紙書こうと思います。

あとはテレビ塔に登ってハスハスしたりベルリン大聖堂の地下のカフェで食べ過ぎてゲロったり(いやマジで)してたんですが
ふと思い立った
ドイツ-ポーランド国境が見たいと。

思い立ったが吉日とばかりに1時間かけて国境の町フランクフルト・オーデルへ。
しかし
下調べゼロゆえに迷う迷う迷う…出会う人出会う人に「オーデル川はどこ!?」とアホみたいに聞きまくったが、到着時間も悪く(6時半くらい)どんどん暗くなっていったのであえなく探索終了。最後に地図みたらめっさ逆方向行ってた。偶然見つけたホテルでタクシーを呼んでもらい(タダだった!)駅に戻って、すごすご拠点のアレクサンダー広場駅に帰る列車へ…ってのが今。無念。次は制覇してやるからなーフランクフルト・オーデル!!
晩ご飯はあっさりしたもんが食べたいですそうめんとかそうめんとか。普通のお茶か水が飲みたい、切実に。明日帰るってのに何やってんだ俺。でも次来る目標(国境見る)ができたからいいよね!いいってことにして!!さよなら交通費16ユーロ(1600円くらい)!!!!