忍者ブログ
季節外れとは言わないで 判ってる。
[12]  [13]  [14]  [15]  [16]  [17]  [18]  [19]  [20]  [21]  [22
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

トルコはイスタンブールからお届けする土希旅行記③、初日からネタ満載です。ホントなんかネタかってくらいネタでした。
現地時間で本日正午トルコ・アタテュルク空港着。無事入国後メトロ(地下鉄。大阪市営地下鉄と一緒で地下ジャナーイ)・トラムヴァイ(路線バス。ちょう揺れるちょう込むEさんがリアル腹筋崩壊しそうになった)を乗り継ぎホテルのあるアクサライへ。ホテルに荷物を置いたらまずはこれだろ!とトラムヴァイでブルーモスクアンドハギア・ソフィアを観光。その後アクサライに戻り夕食を取りホテルに帰還。
という道のりだったんですけど…まずホテルに着くまでが大変でね~…レストランの呼び子のお兄さんたちが「5リラ!案内してやるから5リラ!」「てめえはどっかいけ!」とわざわざ英語で漫才してくれたり、うっかり行き過ぎたところでトルコおじさんに道聞いたらわざわざ案内してくれたばかりか僕とEさんふたりのキャリー持ってくれたり。なのに5リラとか要求しないで笑顔でサッと身を翻したおじさんマジ天使。
そして事件はブルーモスクで起きました。ブルーモスクの中庭でその壮大さにアヘ顔しちゃうふたりに近寄ってきたのはトルコおじさんならぬトルコおじいさん。何も聞かない内にブルーモスクの解説を始めてくれました。「写真取ってあげるよ、カメラ貸して!」ドイツ語混じりの英語でおじいさんがそう言った時、私は正直カメラを奪われるかも、と危惧しました。でもそんなこともなく、結局おじいさんはブルーモスクを出るまでずっと付き添って解説したり写真とってくれたりしてくれました。
さて、ブルーモスクを出た僕らとおじいさん。

「私はお店を持ってるんだ。連れて行ってあげるよ」

ああ来たなと思いました。まあ覚悟はしてましたけど。解説途中にショップショップ言ってたし。
Eさんと顔を見合わせつつ、まあついて行くことに。そして行き着いたお店は

トルコ絨毯屋

ああああこれはマズいと思いました。Eさんが後ろでぼそっと言いました。「まあ、買わないって最初から決めとけば大丈夫だよ」。
後から聞いたことによると、この時入ったお店はオ○マニアといって旅行者には有名なめんどいお店だったそうです。連れ込まれて時間取られるよ!と。それ言えや!!と言うとEさんは「いやあああ看板見た瞬間これあの店やんってガクブルしたよ」って。だから言えやー!!!!
さて、店に入るとあるわあるわ高級そうな絨毯。「下にもっとあるよ」って地下室とか危ないやん逃げれんやん。そして出てきた店員らしきおじいさんの甥っ子さん。その甥っ子がまた日本語ペラペラなわけ。標準語と関西弁のイントネーションの違い分かるレベル。こりゃあかんわ!!!!と思ったので最初からお金ないよ、と言っておいたんですが、「お茶だけ飲んでいきなよ」ときた。マズいマズい!キョドりつつ「アクサライでお茶したばっかやの!(してないけど!」と英語で応対。
するとまあ、結局「まあ一杯だけ」とチャイを出されまして。私は思った、薬入ってるわと。おごられた飲み物に薬が入ってて置き引きにあったという旅行者の話を思い出していました。砂糖好き?と聞かれたのでははあ、砂糖に薬が入ってるなと思って、砂糖はいりませんと断ったEさんに頼むぞ、と訳のわからん頼み事を心の中でします。まあ何も入ってなかったんですけど。普通においしいチャイでしたけど。
その後、日本語ペラペラな甥っ子さん(30代)が「とりあえずもうちょっと商品見てごらんよ」と。さあ、最後の決闘-デュエル-の始まりです。使用言語は日本語…こちらのフィールドだ。

「これは玄関マットとかに使えるけど、シルク製だよ。ほら、触ってみて」
「うん、ふわふわやね。でいくら?ハウマッチ?」
「日本円のが分かりやすいよね。えーっと、3万円だよ」
「高いわ!!トルコで使う予算がそれや!!」
「じゃあもう1つ小さいサイズは?こっちは1万4千円だよ」
「いや、買わない」
「僕は買う買わないはこだわってないんだよ。せっかくトルコに来たんだから記念にとおもって。で、いくらなら買う?」
「おーい!!買う買わないこだわってるやん!!!!」

愉快な闇のデュエルの決着をつけたのは、「うーん…いらない」という私の最大限のぶりっこかつ嫌な感じをさせない子供っぽさ強調の一言でした。
無事危機から抜け出せば、面白い経験だったなあと振り返ったりする。何故か帰り際にトルコにいちゃん3人の逆ハレム写真撮ることになったりしたけど。この写真あぶない絨毯屋さんで撮ったんだぜーとか自慢しようと思います。
何はともあれ、ハギア・ソフィアでしみじみと思う、人間の偉大さ。こんなに美しくて数百年後の人々の心を震わせるものを作るひとたちをもしかしたら神と呼ぶのかも。教科書で見たオスマントルコが壊せずに塗り隠したユスティニアヌス大帝を見ながらEさんと声を合わせる、「これは壊せないわ」。来てよかったねと言いました。ふたりで、ここに来れてよかったね、と。
さて、土希旅行記一日目はこの辺で幕を下ろすとしましょう。外国の子供たちが天使すぎる可愛さだとか、ブルーモスクで猫がワイルドに寝るぜ!してたりとかネタは尽きませんが、明日のボスポラス海峡を夢に見つつふろる土希旅行記よろしくね。
PR
乗り継ぎのカタールはドーハに到着。
まず何ていうか前回微妙すぎた機内食がおいしくてびっくり!白米!鮭!チョコレートパンナコッタ!!メシウマ!!!しあわせ!!!!
実際にテイクオフするまで海外行く実感沸かなかったなあ。いつも普通に遊んでるEさんと行くせいか。彼女も同じことを言っておる。いや~それにしても二人旅っていいね!!寂しくない!!!!
真夜中のフライトというのもあって機内では普通に寝てました。コーラン聞きながら。コーランやべぇこれはいい睡眠誘発音楽。なんていうかごめんなさい。
さて、朝3時にして気温32度のドーハに降り立ち、乗り継ぎの便を待ちます。懐かしのカタール空港!あの絵の具アイスはまだあるかな?
今日、8月23日から9月1日まで、Eさんとトルコ・ギリシャ旅行に行ってきます!
今回もらららにっきで旅行記書いていこうかなと思ってます。お楽しみに。

ということで8月のほんよみ記録。

「力の信望者ロシア その思想と戦略」乾一宇
プーチンさんとかのおそろしあ話かと思ったら軍事系の話だった。残念ながら門外。

「ゼロの王国」鹿島田真希
色々新しい。超理論だから読むのに頭使います。

「聖ゲルトラウデ」立川洋三
タイトル惚れ。表紙もすばらしい。

「世界は危険で面白い」渡部陽一
例の人。いつもゆ~~~っくり喋ってるからあれが普通だと思って読むと普通に喋っててびっくりする。

「中東 虚構の和平」ノーム・チョムスキー
恥ずかしながら初チョムスキー。サイード先生もそうだけど多方面で発言されていてもっと読みたくなった。

「セクシーな数学」グレゴリー・J・チャイティン
おそらく読みやすいのだろう。しかし数学ゆえにこれも門外。セクシーだからって借りた僕はバカです。

「戦略外交原論」兼原信克
これは勉強になる!ほしい!

「ハマスの息子」モサブ・ハッサン・ユーセフ
ハマスの創始者のうち一人の息子さんの自伝。久し振りにパレスチナ側の人の本を読んだな

「流星ワゴン」重松清
初重松清!!!!!おもしろかった!!!!!

「変わるイスラーム 源流・進展・未来」レザー・アスラン
レザーアスラン二冊目。読んでて面白かったー!スーフィズムの話とかツボすぎた。

「デカルコマニア」長野まゆみ
おなじみ長野まゆみさん。これは結構最近の本。今まで呼んだ長野さんの作品で一番好きかも!ロマーン!

「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎
伊坂幸太郎の集大成と聞いて。やっと借りれた…しかし読んでてつらかった…読後感のよさはさすが。

「太陽の坐る場所」辻村深月
ゼロと一緒でランダムに選んだもの。タイトル惚れ。しかし面白かった。そういうことか!というどんでん返しが3回4回あって。

「ダン!ダン!ヨルダン!」水内健太郎
ヨルダンってどーゆーとこなん?と思ったので。結構本多い。イスラエルより多い。ヨルダン平和そうだ…だから出先機関が結構あるんだと

以上14冊。さて、もうすぐ出発だ。
友達から教えてもらったCalc.を聞きすぎてヤバい。これなんて藤→吹

ほんよみ記録いっくよー

「原子炉時限爆弾 大地震におびえる日本列島」広瀬隆
レポートのため読んだ本。震災以前に書かれた本なのに預言書じみすぎてびっくりした

「ヨーロッパ史跡探訪 歴史への誘い」橋本龍幸
インテリさんの旅行記っぽいもの。なんかすっげー綺麗な丘があってうおおおおおってなんたんだけど…見直そう…

「Love Affairs」ミーガン・グレッサー&ケリー・クック
歴史に残る恋人たちのエピソードを短くまとめたもの。こういうのすっきだー

「NGOの源流をたずねて 難民救援から政策提言まで」
前読んだガザの八百屋と同じとこから出てる本。いいなー

「9・11 あの日からアメリカ人の心はどう変わったか」冷泉彰彦
アメリカで生活してる日本人のお父さんが9・11以後を日記調で

「夜の写本師」乾石智子
これは面白かったーーーーーーファンタジー久し振りに読んだーーーーーーーこういうの大好きーーーーーーー

「アルバニアインターナショナル」井浦伊知郎
前から気になってたこの本が市立図書館にあった時の感激といったら

「国際公務員をめざす若者へ 先輩からのメッセージ」勝野正恒・二村克彦
こーいうの入れてくれるあたりやっぱ外大の図書館だなって思う。国連勤務経験者が多く執筆にかかわる。

「アテネ色の旅物語」近藤まさたろう
ギリシャ行きのためのモチベーション上げに。あー言ったっけ今度トルコギリシャ行くよ。

「現代世界の紛争解決学 予防・介入・平和構築の理解と実践」オリバー・ラムズボサムとかそんな
長くてすっげー読むの大変だけど、すごく勉強になる。買おうかと思ったくらい。取り合えずボールディング読むわ

「滅ぼされたユダヤの民の歌」イツハク・カツェネルソン
ポーランド出身でアウシュヴィッツで殺害されたユダヤ人の人が書いた大長編詩。出口の無さが読んでてつらい。それでいて自棄的。イディッシュ語で書かれている。

「『三つの帝国』の時代 アメリカ・EU・中国のどこが世界を制覇するか」パラグ・カンナ
インド人記者の人が地域ごとに分けて三つの勢力の覇権図を書いてる感じ。こうして見てるとEUが地味。

「大英帝国の外交官」細谷雄一
とりあえずハロルド・ニコルソンの『外交』読もうって…

「アメリカなう。」小国綾子
こっちはアメリカ住まいの奥さんの短いエッセイ集。おもろい奥さんである。

ここで14冊だから、前半分のと合わせて7月は合計31冊。結構読んだね。
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新CM
[01/19 スーパーコピー時計]
[11/07 スーパーコピー ウブロ]
[10/09 まりや]
[06/24 えす]
[05/10 結花]
最新TB
プロフィール
HN:
性別:
女性
趣味:
OPであっしゅのふとももを凝視する
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]