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季節外れとは言わないで 判ってる。
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自分の持っている中で一番粗末なコートを羽織る。
他には何もいるまい。何もいらぬ。この身以外は。彼女がいるならば。

「ちちうえ、どこへ行かれるのですか」

真夜中の玄関で私を引き止めたのは、4歳のこどもの声だった。
私はそちらにちらりと目をやる。目蓋を半分落としたこども。気配を聡く勘付いたのだろうか?

「ちちうえ」

考えたのは一瞬だった。答えをやらずに屋敷を出た。

~色々省略~

「クリムゾンさま…本当によろしいのですか」
ユージェニーは外套の下で呟いた。私は傍らの彼女を安心させるように…もう何も恐れるものはないのだと教えるように、彼女の肩を抱く。
「いいとも、ユージェニー」

「ユージェニー、共に逃げよう」




…みたいな場面がすんごく唐突に浮かんだんだ。ひらいけんさんのエレジー脳内でリピートしてたらね。うん。栗ユ駆け落ち。なんかこれアッシュたんいるよごめん。なんでだ。あとほんとは最後の場面はいやんな展開になる予定だったけど素でうわっ!気持ち悪っ!ってなったのでやめました。合掌。
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私の父は、
キムラスカにもその名が知られる名高い剣の使い手で、領民にも慕われたよきホド領主だったが
私に積極的に触れ合おうとはしなかった。

私の母は、
フェレスから嫁いできた方で、老いを知らぬ輝くように美しい人だったが
私に興味があるようには見えなかった。

私の心のなかでさみしさが鳴るとき、
幼い私はよく屋敷を抜け出した。
ホドのくさはらで寝転がると、
ホドに抱かれているような気がした。
ホドが私を愛してくれているような気がした。

だから私は、ジグムント・バザン・ガルディオスはホドを守るのだ。



……………
うちのジグさまは両親からの愛情に飢えていたという話。
そのかわり彼はホドに愛されている

「アリオンさんほんとはおれのことキライじゃないんですか」

ジョカが一息で言い切ったそんな言葉に、アリオーシュは背筋にひゅっと冷たいものが入ってくる気がした。いつものように巻いてやっている譜帯をつまむ指先が静止する。

「アリオンさんはいつもおれのこと気にしてくれるけど、
 おれはみんなとはちがうし、
 おれはアリオンさんのお父さんの」
「…ジョーカ」

口の中でぐるぐる渦巻いた重いものを飲み込んで、アリオーシュは空いた左手でジョカの額をぴん、と小突いた。
それまでガラス球のような目をしていたジョカは、ふるりと震えてうつむいた顔を上げる。

「いいか、ジョカ。
 俺の父親は29年前にフェレス島で死んだ。
 で、お前は13年前に生まれた。
 よってレクエラート、とジョカ、お前は別人」
「でも」
「でもじゃねえ。
 それに俺、お前のことはスキだぜ?兄貴面できるし、世話しがいがあるし」

自分の中の異物も、ジョカの中の異物も、何もかも取り払うように笑ってみせれば、ジョカはとすんとアリオーシュの肩にもたれ掛かる。
そのまま譜帯を巻きかけの両腕をアリオーシュの背中に回して、母親譲りの太陽のような笑みを浮かべれば、それはいつものジョカだった。

「あーもうアリオンさんスキ!嫁に来てよ!」
「おっと悪いな既婚者だ」
「うわーん!」

彼の母親はきっと知らない、彼のあんな顔を知らない。彼は母親の前では「ジョカフェリテ」以外の何者でもない。

「…アリオーシュ」

顔を埋めたまま呟いたジョカ、オリジナルと同じその声に、アリオーシュは身を震わせた。

冬のホドは美しかった。
春のホドも、夏の秋のホドも美しかったが、妙に冬のそれを覚えているのは、連綿と連なる煌びやかな譜業灯や大理石の床石の上で開かれる露店や、また父や母、その騎士たちからもらえる色とりどりのプレゼントが、当時のガイラルディアをたまらなく惹きつけたのだろう。ホドはユリアの生誕地で、冬はユリアの生誕の季節だ。だから、特別ホドの聖誕祭は輝いていたのだろうと思う。
いくつめの冬だったか、もうおぼろげにしか浮かばない、…それが堪らなく申し訳なくなる、父の顔があった。本土から帰還した父を、姉と迎えに行った。白い息を闇空に浮かせながら、雪に覆われた白亜の大理石を踏みながら。船上の父の姿を見て、走り出した、のだと思う。姉の声が後ろから追いかけた。「ガイ、  待ちなさい   父上は  ほら」姉はなんと言っただろう。幼いガイラルディアは船と島との間に掛けられた橋をととんと駆け上がって、上がって、そして父がそこにいた。父は困ったように笑った。それが父の笑い方だった。

「ガイラルディアみてごらん」

父はガイラルディアを抱え上げた。息子をその手に抱いて、父は彼の島を眺めた。冬のホド。きらきらと輝くホド。夢のようだった。夢のような光景だった。ガイラルディアは、漠然と、じぶんはこの島で生きてこの島で死んでいくのだなあと思った。それはとても、しあわせなことだった。

「これが君の島だ」

父はぎゅうと息子を抱く腕のちからを強めた。船の下から姉が手をおおきく振っていた。

一応志望の大学の学祭行ってきましたー
こじんまりした大学だけあって、手作り感満載^q^
外国人の方と話してみよう☆コーナーと、意外と本格的だったお茶会で敗北感をこれでもかと味わいました。
続きはニコシヴァネラエスト4人組から発展した、フォイエル親含む33年前の4人組。


ゲルトルーデ 愛称ルティ
フォイエルさんち三きょうだいの真ん中。当時のフォイエル家で剣術の腕はピカイチだが、持病持ち。パワフルな病人。
フォイエルにしては色素は白髪に近くくせっ毛、貧乳。


ミヒャエル 愛称ミヒャー
フォイエル父。愛称今考えた。フォイエルさんちの長男坊。しかし剣術の腕はサッパリだ。
いとこで婚約者のジヴリールと激似だが、ジヴのほうがたくましい。ドンマイ。


ジヴリール 愛称ジヴ
フォイエル母。さっきまでジブリールだったけど今変えた。フォイエルさんちの親戚。フォイ見事に息子・シヴァに受け継がれた美形な顔と毒舌。
いとこで婚約者のミヒャエルと激似だが、ミヒャーのほうがひよわ。あとミヒャエルって…ああそういえば…あべさんごめんなさい…


スノウ
名前は仮。フォイエルではなく外の人。ぶっちゃけ故郷はワールド・エンドだ。軍学校に通うために上京。
図体やけにでかくてよく食べる。ちょっとボケっぽいが頭はわるくない。

現代のアサルト4人組は、ばらばらになった末収まるとこには収まったのですが、過去の上記4人組は収まらなかった場合。
以前読んだ小説で、まあこれ1年間図書館から半借りパチしてた申し訳ない書なんですが、それで愛しているから付き合わない、という考えがあってだな。
この本に関してはおいおい…つまり、好きな人とは結ばれないなこの人らは…
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