こんなに懐かしいのは

ほんよみのかんそうぶん。続けていけたらいいなと思いつつ。

「女の一生」モーパッサン

暗い。話が暗い。
ジャンヌタンと聞くやっぱ聖女さまを思い出しちゃう俺だがロザリと聞くとベルばらを思い出す俺。
場面と場面のつなぎはあっさりなんだけど、ひとつの出来事に対する心の動きとかがすっごく豊か。あとノルマンディーとコルシカ行きたくなりますねこれ。
簡単にあらすじ：少女時代を修道院で暮らした貴族の娘ジャンヌタン。これから人生明るいわ！と思ってる中即行貴族の殿方と出会い結婚。しかし純粋なジャンヌタンは夫婦になるにはまだ成熟してなかった。結婚なんてこんなもんか！けっ！となるがしかも旦那は浮気者だった。のちに旦那は痴情のもつれで死んでしまう。今やジャンヌタンの希望は息子ポールだけになるが、甘やかされすぎて不良息子に。老いてゆくジャンヌタン。人生ってなんだこれ。
みたいな…（なんだこれはこの要約（そういえば俺小論より要約の方が苦手なんです
ジャンヌタンの姿勢にも問題はあるなあ…と思ったりもする。まあ育ちが育ちだからね…貴族だしね…ロザリみたいに強かになれたらなあ。それだけにリゾン叔母さん死後のふたりの再会の対比が効いてくる。
ちょこちょこ出てくるリゾン叔母さんが印象深い。頼むからもっとリゾン叔母さんのことも気にしてください。

続いて。

「ぼくの地球を守って」日渡早紀
簡単あらすじ：ありすたんはごく普通の女子高生。でも人とちょっと違うのは植物や動物とお話できるのだ。ありすたんはやがて別人の記憶を夢に見るようになるが、同じような体験をする人が何人もいるという。彼らは共通して月のようなところから地球を眺めているとかなんとか。彼らは前世異星人で、地球を観測していたが、母星が滅んだ上彼らの中で伝染病が起こったのだ。地球を望郷の思いで見つめながら死んでいき、地球に転生してきたありすたんたち。彼らのそれぞれの後悔、野望、そして祈りが地球を包む。みたいな。

みくろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
ハイすごいジャンル替わった。フッ２時間くらいで読み終えたよ…母親にびっくりされたよ…
一回目完読したのが２，３年前だから、また見方が違うなあ。紫苑さん→玉の複雑な気持ちがやっと読み取れた。それと玉てめえ、１巻に出てたがエンジュタンとベッドインしたとかおれみとめねえぞてめえ！！！（玉もいい奴なんですいい奴なんです
木蓮さんがやっぱり美人すぎるんだよ…俺この人と天禁のアレクシエルさまが漫画２大美女だとおもって…ロージャさんがまたいいパパすぎるもうああああああああ結婚してくれ
あといちいち名台詞が多すぎる件。「こんなにも懐かしいのは未来で会えるから」とか「幸せにならなきゃダメだ」とか「いつまでも親友でいてあげるわよ」とかうんもう。特にパスワードとかね。「ユメニラクドモトメタリ」とか特に好きだ。相手の名前入れたりするのがまた…「玉蘭ト一緒ニイタイ」とかもう…うん…玉てめえええええええええええ（…