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「杉原千畝物語」杉原幸子さん・弘樹さん
簡単あらすじ:ご存知杉原千畝さんについて、奥さんが書かれた伝記。奥さんと千畝さんの出会いから始まり、第二次世界大戦中にリトアニア領事となり独占領下のポーランドから迫害を恐れて逃れてきたユダヤ人たちに、本国に逆らって日本までの「命のビザ」を発行し続けたが、リトアニアがソ連支配下に入って退去を命じられリトアニアを経ち、ベルリン・ケーニヒスベルク・ルーマニアなどに引き続き外交官として移りつつ終戦を迎え、ソ連の手で日本に帰還する。晩年千畝さんはイスラエル政府から日本人初の賞を授与された。
この本探してたんだよ…!有名な千畝さんの話ですね。
普通の伝記ものとちょっと違って、奥さん目線かつ子供向けらしく読みやすい感じ。奥さんとの初対面のエピソードがいい。初見で千畝って読めるってすげえなあ。
奥さんから見た千畝さんだから、人間らしく肉感ある人物像が見られてよかった。当然のことだけど千畝さんにも葛藤があったということ。子供さんと奥さんを養うためには、国に逆らって職を失ってはならない。でも目の前には助けを求める人たちがいる。それを放っておけなかったのが千畝さんだった。
巻末に息子さんの弘樹さんが書いてるんだけど、こういう人物こそ「英雄(ヒーロー)」なんだろうな。英雄というものを無言のうちに示した人。こういう人物がこれからも必要なんだ。
それとこれを読んで知ったことだけど、今のイスラエルの重要人物にここで助けられたひとがいるんだよ…びっくりだよ。
もう一冊。
「日本人が知らない!ユダヤの秘密」佐藤唯行
特に意識してなかったがユダヤ関連二連続。
何項目かに分けて、結構知られてるけど勘違いされてることから全然知られてないユダヤあれこれを書いています。
一番知らなかったのはミズラヒが力をもってきてるってことかな…アシュケナジとかセファルディとか違いがあるのは知ってたが。ミズラヒってのはアフリカあたり出身のユダヤ人で、ホロコーストを知らないこの一群の人たちにパレスティナ強硬派が多いってのを見て妙に納得した…ホロコースト知ってりゃ「アラブ人をガス室で殺せ」なんて言えんわな。イスラエルとアラブの対立についてのドキュメンタリー見たときに壁にこんな言葉が書いてたのを見たときにはこの人ら正気かと思ったものだ…うんうん俺自重。ちょっと遅いなこれ。
あと超正統派の男性おま働いて下さい!とおもた。そうそう超正統派・正統派・保守派・改革派の違いも全然知らなかったわ…
あとユダヤの方はなんでこんな才能の突出した人が多いんだろう?アレこの人もユダヤ系?この人も?みたいな人がドドンと載ってた。ディズレーリさんとかな…世界史でやったなあこの方…
そうそうイスラエルには男性はもちろん女性にも兵役義務があるんだって!これは驚いた。世界唯一だとかなんとか。
そうそうこれは本じゃなくてニュースで見たんだけど、イスラエルには警察に「ローラースケート部隊」があるそうな…追跡に便利!狭いところも行ける!中国とかフランスにもあるよ!らしいけど同じ制度をとったイギリスでは犯人が階段とかローラースケートで行けないとこに逃げ込むようになって廃止したらしい。
あと日記に書き忘れてましたが、卒業しました(アルェエエエエエエ!?
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