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ただしッ!うたた寝することは許可しないィイイッ!
あまつさえTOIEC前日に12時まで眠りこけることは許可しないィイイイッ!!
何回目だろうこの後悔…あと久し振りに暗チにたぎっています。これまでの座談会でリーダーも千代もメローネもプロシュート兄貴もイルーゾォも呼んだし次は誰だろう…マジオかな。ソルジェラだと俺色が出ちゃうなあ。セットでできてるんじゃあないか?コンビ呼んで相手引かせてみるとか。いっそチョコ先生とか出してみたいぞ。
「ジハードとフィトナ イスラム精神の戦い」
書いたひと:ジム・ケぺル 訳した人:早良哲夫
あらすじ:イスラム教における二極、外に向けたジハードと内に向けたフィトナをテーマとして、パレスチナ問題を背景としたジハード事情について概観。オスロ和平、アメリカのネオコンサバティブ=超保守派、遠くの敵(イスラエルとか米とか)と近くの敵(自分の国の為政者)、アメリカが見きれなかったアルカイダの本質、同盟国サウジアラビアなどアメリカとの関連性から語られるほか、フランス人の著者らしくヨーロッパでの戦いについても記述されている。
クソ読みにくかった(開口一番
いや…なんていうか章ごとの構成が…あっちいったりこっちいったり…てか私って…いまだにフセインさんとビンラディンさんの区別が…ちゃんと付いてないんだよね…結構中東系の書物読んでるくせにね…
フ:イラクの元大統領、米軍に逮捕されてる
ビ:アルカイダの人でサウジアラビア出身、大体アイマン・ザワヒリさんとセット、潜伏中?
って認識…ですUAAAAAAAA一回ノートかなんかにまとめようかな。
中東問題としては当然だけどやたらとアメリカの話が出てくるので著者アメリカ人か?と思ったらフランスの人らしいです。中東研究ではすごく大御所の方…だそうだ…知らなかったorz。横文字の名前が大体区別つかない俺。バーンシュタイン(ドイツ統一のとき「自由よ!」と第九の歌詞変えたやつ指揮した人)とバレンボイム(サイード先生とイスラエル・パレスチナ両方の人を含むオーケストラ作った指揮者さん)を最近まで混同していた。共通点バだけだよ。
前読んだ「仮想戦争」(レザー・アスラン)より9.11に関する記述が多かったです。印象に残ってるのはスペイン、アンダルシアへのイスラム教徒(の中でもワッハーブ派=サラフィーヤ?)の「積年の恨み」という視点。イベリア半島からイスラム教徒が追い出された=再征服、レコンキスタは今もなお彼らの中で報復すべき出来事として残っている。イスラム教徒の中には、ヨーロッパを不信心者と共存する場所じゃなくて戦う場所だと思っている人たちがいる。そういう記述に加えて、フランスにおけるイスラム系団体の活動がしっかり記述されてたのは目からウロコ。フランスではいろんな団体が競合して移民の若者を支援したりしてるんですって。
そういえばフランスでイスラム教徒の女子生徒が頭巾を被って登校したのを「宗教色持ち出すない!」って非難轟々だったことがあったね。それに対して女性たちがフランス国旗を纏って「頭巾被るのは家の男に強制されたわけじゃなくて自分で決めたことだ」って主張したらしい。すげぇ。それにしてもフランスでの批判の中で「ブルカ(目さえネットみたいので覆って見えない)被ってる女性ってペンギンみたい」とかいうのを見ておま…それは失礼だろ…と思ったな。自由と博愛の国だろ!いいじゃん!
あとオスロ和平から第二次インティファーダの流れがいまだによくわからんかった…けどとりあえずオスロ和平で2000年代に入ってこれでちょっと時代がよくなるかも…!って期待されてたけどシャロンさんがイスラム教徒の聖域のアルアクサ・モスクを散歩したら何しよんじゃー!ってムスリムが怒ってインティファーダが始まったってことは分かった…過程がごっそり抜けとるがな…オスロ和平の欠陥ってのが掴みきれてないぜ
あーそっか読みにくかったのは視点がアメリカ政府になったりイスラエル政府になったりパレスチナ自治政府になったりヨーロッパとか団体の指導者単体になったり一ムスリムになったりUAAAAだったからか。
9.11事件のとき、煙を上げる貿易センタービルをテレビで見たとき歓声を上げたムスリムたち、イラクでの米兵への、米兵からの遊び混じりの暴力なんていう描写を見ながら、「誰かが死んじゃって喜ぶようなことだけはしたくない」と思った。人の不幸で喜びたくはないと思うようにそう思うよ。
こういう綺麗事を声高く主張するのを助けられる理論を見につけたいぜ。
E氏「立派な厨」
そうか…
最近気付いたが俺がヘタにハマり続けているのは更新があるからだと思った萌えの更新が
アビスとかジョジョとかは一つの完成した作品だからな。
そんな俺は最近アビス捏造子世代にリターンしてハマっている…フェンデ家継ぐ人がいないからとりあえずカンタビレの人に代役してもらったりするんです ティアはキムラスカ王妃になりました
というわけでほんよみだよ
「Visions of Suger Plums」
書いた人:Janet Evqnovich
洋書だよ(!?
そういえば俺は外大生なんだよ。そうそう学祭のときなぞかけコンテストってのがあって面白いネタがあったな。「外大生とかけてジーニアス英和辞典ととく」そのココロは?「そんなにペラペラじゃありません」その通りだよ!!
えーっと主人公で若いお嬢さんのジェニファーのキッチンに突然落ちてきた謎の男ディーゼル。妹が妊娠してたりその父親がユダヤ人だどうしよう!だったりクッキーひたすら焼いたり「I bet~」って構文がやたら多かったりディーゼルが無駄にいい男だったり「I hate Christmas!」でガリさんを思い出したり、要するにディーゼルと一緒にエルフがわんさか出てくる中クリスマスツリー買いたいなって思いながらサンディとリングの熾烈な争い?を追う話。最終的にはイイクリスマスダッタナーって感じ。あと下ネタ多い。
150ページを読み切るのがすごく体力いった…でもそろそろTOEICも受けたいしちょっと頑張らなーと思って読み始めたもの。洋書でおすすめあれば教えてください。あ、できるだけ薄い奴でお願いします本当に
って皆知ってるか。知ってるね。
「パーネ・アモーレ イタリア語通訳奮闘記」
書いた人:田丸公美子
あらすじ:結構そのまんま。タイトルの意味は「パンと愛」。
面白かった!!!やー面白かった。通訳を職業としてる方の著書を読んだのはこれが初めてだな。
面白いのはイタリア語の陽気さのなせるわざかご本人のおもろさか。どっちもだ。
通訳、という言葉を聞いたときにイコール超語学に長けてる天才さんっていう数式が有ると思うんですけど
そんなのがひっくり返される面白さ。なんだこのてきとー具合は!んで締めるとこはしっかり締めるんだからたまらん!!
この方フリーランスで通訳をやっているだけあって自分のスタイルが確立してて、カッコイイ。んで通訳ってイケメンを間近で見れたりついでにご飯食べられたりするから役得、とちゃっかりおいしいとこを頂いちゃうこずるい女子っぽさもおありになる。で、「言葉の職人」を自認するだけあってたいへん博識でおしゃれな言葉の使い方をなさる。通訳?しかもイタリア語?難しそう…って方にはぜひ読んでいただきたい。読んでて何回噴きだしたかわからん。イタリア人のマンマ好きは本当だった。マリア様的な。あれ?じゃあにょギルって絶対イタちゃん惚れそうってそういう話はいいですよね
一番印象に残ったのは元ベネトン社アートディレクターのオリヴィエーロ・トスカーニ氏についての話かな。人間的にもすっげ知りたい!と思った人。「外国語を話せるかどうかは問題じゃない、大事なのは話すに足る内容を持っているかどうか」という言葉は身につまされる…切に…
「語学に愛は不可欠」。そのとーりだ。幸い私は世界中に大好きなものがある、イタリアでパスタ踊り食いたいし一回ナンパされたいし、ドイツには懲りてないし、シベリア鉄道乗りたいし、クルド人とも会いたいし、トルコでちやほやされたいし、キブツで働いてみたい。色んな国の人とその国の言葉で喋りたい!大切なのはきっとそれだ。伝えられないもどかしさを感じるのはもうやだなんで、これからもずっと言語の勉強を続けたい。言語が好きってことは俺の売りになる!と、再確認したのでした。
あと、本読んでる数は友達たちの中では負けないようにしたいな(笑
を信じる人なら仲良くなれるの?
じゃあちがうかみさまを信じる人とは仲良くなれないの?
引き続き読書感想文。図書館で借りた本ってデータに入ってると思ったらそうでもないんだ…ちょっとショック…
「はじまりのキリスト教」
書いた人:佐藤 研
あらすじ:キリスト教のアイデンティティをもとめて新約聖書のなかの死生観、浸礼=バプテスマ、預言、ヤコブの手紙、イエスの呪いなんかをテーマに論を進める。はじまりのキリスト教にはユダヤ教の遵法の考えとユダヤ教ユダヤ人への縁切りにも等しい断絶が見られる。「イエス派ユダヤ教」から「キリスト教」へのはじまりの道。
これも図書館で借りた本。10月の新刊だぜイェイ。
表紙が大変綺麗な本です。コリント(多分ギリシャかな)のアポロン神殿の写真だそうな。表紙一目ぼれしたのは「アラブ 祈りの中の文学」以来だな。サーセン本の名前がうろ覚えだ。
宗教のはじまりとか成りたちに今まで触ってみたのはイスラム教ユダヤ教くらいだったので、四苦八苦しながらの読み込みでした。この著者さんは新約聖書の記述を批判的に考察してる学者さんらしい。
多分この人だからこそ取り上げた記述なんだろうけど、ヤコブの手紙の記述が一番おもしろかった。ヤコブさんの書いてることは宗教関係ねぇ!とか言われてるけどそうじゃない!とおっしゃっておられて、おれも後者に同意だった。簡単に言うと現世での利潤追求に精いっぱいになって下々に目を向けない、そんな自分を神学的に肯定する奴ら何やっとんじゃいとヤコブさんが言っている。え?ヤコブさんだよね?一回新約聖書(中学の前で配ってた奴)読んでみようとしたんだけどなんか最初に家系図みたいの文章で延々書かれてて断念した。また挑戦してみようかなー。
キリスト教がユダヤ教から別れた宗教だってのは有名だけど(でも三大宗教が全部同じ神様信仰してるってのは知らない人もいるらしいね)、聖書の記述の中でイエスが弟子に「ラビ」って呼ばれてたのにびっくらした。てことはなにか、ラビ(ユダヤ教における祭司)と呼ばれてるってことは、イエスは今の改革派ラビみたいなもんだったってことか。びっくらした。
あともう一つびっくりしたのはイチジク枯れろ!な話がイスラエルと結びついているという話…イチジク=イスラエルとして、かつて同じ宗教だったユダヤ教ユダヤ人への呪いのように。怖いなーとおもた。そうやって元の出所を突き放さんと自分らの宗教を確立できんかったんかなあ。あとイエスを処刑したのが実行犯は総督ピラトゥスさんのはずなんだけどローマ人であるピラトゥスを必死で擁護して民衆=ユダヤ人のせいにしてしもてるのにあー…みたいな…所詮後世の記述だものね、都合のいいように書くよね。そりゃそうだよね。でもイエスもユダヤ人だよね。それはバプテスマを経て洗われたのかなあ。ああああ。
こんな風にいろんな本を読んで新しいことを考えるのが すきです
拍手ぱちぱちありがとうございまーす!
いわゆる黒人と呼ばれる方たちの肌ってあっつい日差しに当たっても皮膚ガンにならないようにああなったんですよね?それってそっちのが進化してんじゃん?と思った今日このごろ。
で、久し振りに本読みです。↓で書いた本。
「仮想戦争 イスラーム・イスラエル・アメリカの原理主義」
書いた人:レザー・アスラン 訳した人:白須英子
あらすじ:パレスチナ、エルサレム、イスラエル、アメリカ、イラクの町トゥズ・ホルマト、英国移民の町ビーストン、エジプトのカイロ・アメリカン大学と場所をテーマとして仮想戦争=コズミック・ウォーに身を投じる主にムスリム原理主義者、彼らを取り巻く状況を考察する。仮想戦争が繰り広げられる世界では、誰もが「我らの側か、それともそうではないか」と問う。テヘラン生まれのアメリカ人である著者自身の体験に照らし合わされる点もしばしば。ひとびとの悲憤が癒される日はくるのか。
図書館で10月の新刊棚から見出した本。誰よりも早く借りて返却期限の用紙をぺとっと張ってもらうのって快感だよね。
さて、今回は私がたびたび読んでおります中東関連の本であります。パレスチナに限らず、エジプトやサウジアラビア、アラブ圏の話が結構入っております。著者がアメリカ在住であるため、アメリカの政治にかかわる話しも多かった。クルセイドって言葉を初めて知ったのはジョジョ3部のサブタイ(スターダストクルセイダーズ)だったけど、クルセイドって大文字で書くと十字軍につながる意味で、イスラム圏にとってはイヤな言葉だって初めて知ったな…われわれ日本人は、中東を遠い異地だと思っていてメディアに出てくる単語をそのまま鵜呑みにしているフシがありそう。原理主義者って聞いたらムスリムだと思うだろうし、テロリストだって思う人もいるかもしれない。自分がそうなんだからきっと人もそうなんだろう…哀しいこってす。そうそうこの本で出てきた話だけど、ドイツでは80%の人がムスリムとテロリストを同一視している、という統計があるらしい。でも、ここでドイツ…お前…と思うのは違うところだ。全てがそう思っているわけじゃあない。人=国ではないんだ。そもそも国なんて統治の枠組みでしかないのだから。
この本の中で繰り返されるのが「あなたはわれわれの側か、そうではないか。中間はナシだ」。それと例「フランス人とは何か。それはユダヤ人ではないことだ」(ゾラさんが弾劾してるころのフランスにて)って言葉。こういった二元論は著者の言う仮想戦争=今始まったのではないずっとずっと昔から続いている神話的戦いを戦っていると思っている人が陥りやすい道だ。いちばん簡単だから、誰でもそう口にする。この理論では中間の人は認められない。いてはならない、どっちかにならなくてはならない。そうでなきゃアイデンティティの帰属する先がなくなる。そしたらその人はどうすりゃいいのか。そして多くの人が宗教に帰属を求める。
著者はこの絶え間なく生まれる悲憤をどうにかしたがっている。だから声を張り上げる、もっと理解を広めるために。知ってもらうために。例えば、イスラーム主義者が国を運営したって失敗するってこたないんだとか、そういうことをかつて自分らの国を植民地にした欧米の国々に向かって。もっと知ることが必要なのだと思う。頭ごなしに自分たちの論理を押し付けるのではなく。
欧米は科学や研究がとっても進んだすごい国です。しかし、その結果は欧米を対象として測定されたものです。グローバルではありません。全人類の真理というわけではありません。それを理解しなくてはならない、われわれも彼らも。例えばディスカッションみたいな発話しながら学習するというのは欧米人にはあってるんだけどアジア人にはそうではないらしいね。日本人が往々にして外国人に言われる「日本人の生徒は授業中発言しない~」ってのももしかしたらそれが日本のやりかただから当然なのかもしれないね。当然積極性うんぬんはあるかもしれんけど。
そうそう、この訳した白須英子さんて人気になる…自分でも本お書きになってるみたいだから今度探してみようっと
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